蟹猫シリーズ 登場人物紹介



 登場人物が擬獣化(+妖怪化)しているペットと飼い主パラレルの登場人物紹介です。

妖怪(ペット)とその飼い主のペアで囲っています。小説がアップされる度追加・添削していきます。


人間の遊星の絵は8菜様より頂きました。ありがとうございます!!




遊星

黒と白の雑種の猫で猫又。猫又だが尻尾の数は二本ではなく限りなく根元まで二つに裂けている一本。
満月、または新月の空に輝く星の光を浴びて人間に変身出来る。人間に変身しても耳と尻尾はそのまま。瞳の色は猫の時も変身時も藍色。
普通に人間へ変身した時の服装はアニメの格好から上着を取って服のマークが赤から白になっている感じ。気合いを入れれば冬モード(上着あり)にもなれる。
龍亞と体の関係と契約を契っている。性k……分身の上辺りに白い毛で猫の形をした契約の印が刻まれている。
契約を契ってからは猫の姿でも人の言葉を話せるようになった。

好きなもの:龍亞のミルク、苺、こたつ、白色
好きじゃないもの:寒い所、雪(温かい所から見るのは好き)
龍亞

(一応)遊星の飼い主。元気いっぱいの少年。
財政的には豊かな家に住んでいるが親はいつも外出している。加えて遊星とは一緒に住んでいないのもあり、遊星が訪れるといつも喜んで招き入れる。
尻の割れ目よりちょっと上の窪んでいる(もし猫ならそこから尻尾が生えてるだろう)位置に遊星と同じ契約の印が刻まれている。
 
  遊星イメージ図  
普段





人間変身時 

 





ジャック

犬の妖怪でキャバリア・キングチャールズ・スパニエルとジャックラッセルテリアの雑種。妖怪なのでそれぞれの犬の性格は一切関係無し。垂れ耳で白と明るい黄土の毛並みで瞳の色は紫。
犬の時は(超)小型だが人間に変身すると長身で大型になる。耳や尻尾などはちゃんと隠せるが、吃驚するとそこだけ変身が解けたりする。普通に人間へ変身した時の服装は深い紫のタンクトップとアニメで穿いてるズボン。外で変身する場合はアニメと同じ(ただし犬だからイヤリングは無し)。
室内犬としてカーリーに飼われている。カーリーの飼い主(と本犬は思っている)
カーリーとは(ジャックから一方的な)体の関係を持っているが契約は行っていない。
カーリー

ジャックの飼い主で新聞記者。ジャックと言う名前を付けたのも彼女である。
ペット飼育可のマンションにて一人暮らし。ジャックに性的な意味で襲われている不憫な女性。
ジャックが人間に変身出来る犬の妖怪だというのは気付いていない。ジャックが言わないのではなく彼女の中で人間のジャックと自分の飼っている犬のジャックがイコールで結ばれない為、信じていないから。
性的に襲われる際眼鏡が外れてしまうので、うっかりジャックが耳や尻尾を出してしまっても彼女には見えない。だからジャックの正体に気が付かない。







藤城稲荷というちょっと寂れた小さな神社にて祀られている妖弧、お稲荷さん。白に近い金色の毛並みで瞳の色は銀灰色。尻尾は三本と成長途中の小さなものが生えている。
人間に変身すると視力が悪くなる為眼鏡を掛ける。妖力のコントロールに長けている為変身サイズは幼児から大人までお手の物。基本耳と尻尾は狐のままだが変身出来ない訳ではない。
普通に変身した場合は白地の上にシースルーの羽織(袖に若草色の括り紐が通してある)+下は萌葱色の袴の狩衣を着て、草履かゲタ、時折運動靴を履いている。
アニキと呼んでいる十代の事が大好きで体の関係を持っているが契約は行っていない。年齢は人間でいうところの百五十歳位で、このシリーズに出てくる妖怪達の中でも断トツのトップとなっている。
十代

翔の恋人であり、藤城稲荷に住み込みで働いている神主さん。翔とは小学生の時から友達だったが、高校生の時ファーストキスを奪って恋人となった。
陰陽師としての才能と強い力を持っており、十二体の式神を使役して炊事洗濯掃除に御使い等、必要な家事と仕事を全部式神にやらせている。式神達の外見は赤い袴の巫女服を着た大小様々な年齢の翔の形をとっており、一から拾弐(十二)までの数字と翔の字を合わせた名前を付けている。
立地条件の悪さなどから滅多に参拝客が訪れない為、普段はそのまますぐ街へと繰り出せそうな服装で昼寝したりしている。




◇共通事項◇

◆共通能力◆
◇満月の夜に妖力が増す◇

満月の光を浴びることで倍以上の妖力を得られると同時に、性的欲求が高まる。


◆擬人変化◆

人間に変身することが出来る能力。ただし翔は人間以外にも変身出来るし、大きさも自由に変えることが出来る。


◆感知・空間認識◆

妖力を薄く長く広げることで何処に何があるかを認識したり、探し物を見つけたりする際に便利な能力。科学的な言い方をするならレーダー。とある狩人漫画の念能力的に言うなら“円”となる。
ある程度のレベルの妖怪なら誰でも収得出来るが、個々の向き不向きや齢の深浅によって広げられる範囲や認識性能度は結構上下する。
登場妖怪の中では

広げられる範囲  翔>(大きな壁)>>ジャック>遊星
認識性能度  翔>>>>遊星>>ジャック

と翔が一番得意な能力である。
感度の鋭い、または強力な力を有した妖怪は別の妖怪が広げた妖力の範囲の中に入ると気付くことがある。






その他 作中に出てくるキーワード等について
契約

遊星が龍亞と行った誓いのこと。正式名称は不明。
色々と細かな成立条件はあるが、簡潔に言うなら術を掛ける本人が相手の同意を得る事で初めて成立する交わりの儀式で、成立すれば対象の魂は死した後も術者の所有物となる。
主従関係として一方的に掛ける事も出来るが相手が術者と同等の立場を望んだ場合は自動的に双方的な扱いになる。その場合はけして相手からの一方的な扱いにはならず自分は相手のものであるという暗示が術者の魂にも掛かる。相手の魂を得られるとは言え、一方的な契約を望むならある意味も何も相手任せな上面倒臭いルールたっぷりの超ハイリスクな方法と言える。行う場合は絶対に成功するという確信が必要だろう。

契約を行うと術者と相手、一方的な支配で行われた場合は相手のみに刻印が刻まれる。術者は相手の体のどこに印を刻むかは決められるが、自身の体のどこに刻まれるかは分からない。

契りを交わしたもの同士なら交わりを介する(キスから合体まで)ことでパートナーに自らの妖力や力を分け与える事が出来る(龍亞からの場合、注ぎ込まれたミルクに含まれている妖力が蓄積されていれば与えられる)。ただし双方的な誓いをしている場合、例えば遊星なら龍亞からしか力を摂取することは出来ない。(浮気という名のマーキングはしても無駄、ということ)



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